今期の、テレ朝ドラマはなんだかんだイイですよ。
まずは「おみやさん」と「臨場」このふたつは相変わらずのハイクォリティを保っている。
「おみやさん」は、渡瀬恒彦の洒脱したエロ満載のうえに、事件の背景が魅力的。脚本も錆びていない。
「臨場」は、元々横山秀夫原作の重厚な作品だけど、相変わらず主人公の個性でテンポよく仕上がっている。
加えて「特定失踪人捜査課」もかなりクール。沢村エロス一樹もしこたまクール。
脚本が少し夏木静子っぽかったり、犯行に至までの心の闇についての考察が甘かったりするけれど、映像はクール。キャストもクールな仕上がり。
あと、特筆すべきは「ハガネの女」吉瀬美智子がノーメイクで問題のある生徒に立ち向かう様が潔くていい。
子供達も、無邪気な狂気をはらんでいたり、大人が驚くほどの優しさを持っていたり。
とにかく、一見の価値のある、骨太な作り。
アタシはテレ朝贔屓だけども、今回は一人勝ちかなぁ?
フジの「ジェネラルルージュの凱旋」を除いては。
以上、アタシの感想なり。