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う〜ん「ストロベリーナイト」誉田哲也

読みました…。

正直、秋にフジテレビの特番で西島秀俊が出るらしいという、ごく不純な(ごく不純っつう表現は多分文法的に間違ってる、単純が正解?)動機で。

元々賛否両論だったから、アタシははまるかな?どうかなって思って読んだけど…。

ダメでした。グロテスクな表現があるらしいから、それがダメかなぁ?と、思ったけど、それに対する嫌悪感も生まれず。

単に、詰まンなかった。

まず、姫川玲子が薄っぺらくてダメだった。警部補を目指した理由も、小説としては普通。
読まなくても想像の範囲内。

殺人者の殺人動機も読み物としてありきたりだった。
バックグラウンドも、冒頭にイヤんなる位グロテスクに書かれてるんだけど、直接は犯人に繋がってない。

犯人がある女性?を慕っていて、それを姫川と重ねるんだけど、それもあんまりよく書かれてなくて、別にいらなかったんちゃう?っていうか…。

それで結局、犯人は3人なんだけど、何でその3人がつるむ事になったのか?
ってのには興味があったけど、それは余り書かれず…。
でも、薄っぺらいんだろう、多分。

面白かったのは、遺体を水に沈めるのに、浮き上がらないように、内蔵にガス抜きの穴を開けて沈めたってとこだけだったような…。

めちゃくちゃ売れた作品みたいだし、ドラマ化もされるみたいなんで、凄い作品なのだと思うけれど、アタシはダメだった。
by mahimahi55 | 2010-07-23 23:51
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